3月のライオン アニメ&映画まとめ

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アニメ・ストーリー

アニメ「3月のライオン」第1話 あらすじ 感想。冒頭9分半セリフなしの噂は本当だった

2016/10/10

ついに始まりました、待ちに待ったアニメ「3月のライオン」。

作画の美しさもさることながら、映像としてのクオリティの高さに思わず「スゴイ…」と唸りました。

相当期待もしていましたが、期待以上の作品になりそうな予感です!!

内容はコミックに実に忠実で、セリフも一字一句違わないものがほとんどでした。
(原作との違い考察は一番最後に書いています)

それでは、アニメ「3月のライオン」第1話「Chapter.1 桐山零」「Chapter.2 河沿いの町」、あらすじ・感想をお届けします!

キャラクター一覧はこちらの記事もご参照ください。
アニメ「3月のライオン」キャラクター紹介

公式サイトのあらすじはコチラ

東京の下町・六月町に一人で暮らす桐山零は、高校生にしてプロの将棋棋士。
義父の棋士・幸田との対局を終えた零は、三月町にある川本家へと向かう。川本家では、長女・あかり、次女・ひなた、三女・モモが零をにぎやかに迎え、夕食をともにするが……。

「Chapter.1 桐山零」

主人公・桐山零(cv.河西健吾)が、冒頭9分半セリフがないとの情報がありましたが、本当でした。

前半のほとんどのシーンは映像メインで進められ、ほかの登場人物についても、ほぼセリフがありませんでした。

オープニング:イメージ映像

荒れた海や空のイメージからスタートしました。

BUMP OF CHICKENによるOP「アンサー」が流れ、本編に入ります。
(OPの映像も必見です!)

零の夢の中

夢の中で女の声が言っています。

「ゼロだってー。変な名前。
でもピッタリよね、アナタに。
だってそうでしょ?
家もない、家族もない、学校にも行ってない。
友達もいない。
ほら、あなたの居場所なんて
この世のどこにもないじゃない。

(この女の声が誰なのかは後にわかります)

将棋会館へ

ここで零が夢から覚めます。(00:02:30)

水を飲み、

窓を開けて川を眺め、

身支度をし、

眼鏡をかけて、

玄関を出ます。

01-1

「高橋」という名前の橋を渡り

東京駅から中央線に乗り、

御茶ノ水で総武線に乗り換え、

千駄ヶ谷で降りると、

自販機でレモン水とお茶を買い、

将棋会館に入ります。

対局

01-2

部屋に入ると、

対局用に用意された将棋盤のところへ座ります。

 

対局相手が部屋に入ってきました。

今日の対局の相手は、零の父(義父)の幸田柾近(cv.大川透)です。

幸田は「元気だったか、零」

と声を掛けます。(00:06:20)

「暑いなぁ。まだ梅雨にも入っとらんというのに。

……参ったな。
こんな時だっていうのに天気の話しか出てこんとは」

幼い頃の零を思い出しながら言います。

「じゃあ、始めようか」(00:06:47)
対局が始まります。
一手一手に、

回想シーンが挿入されます。

時間がどんどん過ぎていきます。

 

「ああ、ないな…

うん、ないな。

負けました。(00:08:42)

強くなったな。

ちゃんと食べているのか?
急に出て行って、歩も香子も心配してるぞ。」

対局が終了しました。

 

幸田が部屋を後にし、零は一人部屋に残りました。
零がつぶやきます。

「うそだ」(00:09:26 初セリフ)

川本家へ

01-3

帰り道、零が公園で休んでいると、川本ひなた(cv.花澤香菜)からメールが入りました。

「今日はカレーですよ
食べに来てね!」

対局で疲れているので…と断りのメールを入れようとしたところ、

また着信がありました。

「福神漬けと卵を買ってきて!!」

との内容で、仕方なく零は買い物をして川本家へ向かいます。
川本家では、3姉妹と猫たちが零を待ち構えていて歓迎します。

零はお土産にとプリンやアイスをたくさん買っていき、三女のモモ(cv.久野美咲)も大喜びします。
次女のひなたが零に聞きます。

「試合どうだった?
あかり姉ちゃんに聞いたの。
部活の大事な試合なんだって」

「勝ったよ」

「そっか!よかった!」

川本家の夕食

01-4

仏様にまでカレーを供えようとしているひなたに、長女のあかり(cv.茅野愛衣)が驚きます。

「だって、お母さんもおばあちゃんもカレー大好きだったから…」

「だからと言って…」
と絶句しつつ、母も祖母も確かにカレーが好きだったので…、
と、良しとすることにします。

にぎやかで明るい食事時ですが、零は食が進みません。

テレビのニュースでは、父を殴り殺した息子の報道をやっていて、
その報道と自分の心の闇がリンクしてしまいます。
零は今日の対局後、外で幸田が会話しているのを偶然聞いてしまいました。

「幸田さん、残念だったな。久しぶりのリーグ入りがかかってたのに」

「まさか、息子にぶっちぎられるとはね。

ある意味、本望ってところかな。

まぁ、本当の息子だったら、の話だがな

零は思い出します。

“一手一手、まるで素手で殴っているような感触がした。

殴った肌の温かさまで、生々しく残っているような気がする。

父さん…”

うつむき震えている零を見て、ひなたが心配します。

温かいものを持ってくる、と、ひなたが席を立ってしまい、
零はあかりに
「すみません…」
と謝ります。

あかりは、零のことを察したのか、
「残してもいいよ、ゆっくりでいいから。
でも、ちょっとだけ食べなね」
と言葉を掛けます。

疲れて眠る零

01-5

夕飯後にあかりたちの祖父・相米二(そめじ)が川本家を訪れますが、零は座敷で眠ってしまっていました。

「ボウズ!だらしねぇなぁ」
と言う祖父に、あかりが話します。

夕飯を終えたとたんに、気を失うように眠ってしまったこと、
そして、対局には勝ったことを。

「でも真っ白な顔をして来たわ。
ご飯もちょっとしか食べなかった。」

 

家じゅうが寝静まった夜、ひなたがタオルケットを持ってきます。

零にそっとタオルケットを掛け、
眼鏡をしたまま眠ってしまっている零の顔から眼鏡をはずすと、
その目からは、涙が流れていました。

『桐山零
これが僕の名前。
大きな河沿いの小さな町で
これから僕は暮らしてゆく。
C級1組、五段、17歳。
職業、プロ棋士』

 

Chapter.2 河沿いの町

川本家の朝

翌朝、零が起きると目の前に立派なシロフクロウ(のような猫)が…

と思っていると、ひなたが「遅刻!!」と大騒ぎしながらやってきます。

すでにあかりはモモを連れて保育園へ、
家にはひなたと零しか残っていません。

ひなたはご飯と納豆をかきこみ、
零にサッカーボールのような大きなおにぎりを
「これお弁当!!」
と渡し、
家の鍵まで零に託して嵐のように家を出ていきます。

1人残った零は、思います。

 

行ってみるかな。 学校。

 

学校の昼休み

学校では零は一人ぼっちです。

昼休み、零が屋上で一人でおにぎりを食べていると、担任の林田がカップラーメンを持ってやってきます。
「でっかい握り飯だな。
いいなぁ。
オレ、月末まで金なくて、このありさまだよ」
とカップラーメンをすすります。

そして、食事をしながら、林田は対局料について零に訊ねます。

「ネットでずっと追っかけてたけど、
お前けっこう勝ち進んでるから、
対局数多いよなぁ」

そして零が勝った試合を数え、
「なぁ、桐山。
考えたくないんだが、お前今ひょっとして、俺より月給高い?」

そして、勝手に怒り出し、
「お前なんかと、一緒に昼めし食ってやんねぇ!
悔しかったら早く友達作れ!学校で!
先生は大人だから忙しいんだ!!」

と去って行ってしまいます。

三日月堂にて

帰り道、零は川本家の祖父・相米二が店主を務める和菓子屋「三日月堂」を訪れます。
すると、ちょうどお祝いの和菓子を作っていました。

零も箱詰めの手伝いなどをします。

商品ができあがり、店を閉めると、あかりは零を夕飯に誘います。

零は、
「ありがとうございます。でも、今日は帰ります。
また対局…試合あるし、練習しないと」

と、三姉妹と別れて一人帰路につきます。

自宅マンションでポストを覗きますが、
待っている郵便物は届いていません。

と、その時、マンションの壁の影から、二海堂晴信が現れます。

「お探しのものはこちらかな?桐山零くん!」

(1話終わり)

感想 アニメ「3月のライオン」第1話

原作との違い

シーンも絵も、実に原作コミックに忠実です。

原作の「Chapter.1」、「Chapter.2」(途中まで)が、今回の第1話でした。

セリフも、一字一句違わないものがほとんど。

原作に有ってアニメ1話になかったシーンは、林田先生の回想シーンですね。

屋上で二人で昼食を食べますが、先生は急に怒り出して立ち去ってしまいます。

ここで原作では、林田先生の回想シーンが入ります。

林田先生は、桐山零が編入してきたときのことを思い出します。

もともと将棋ファンだった林田先生は、桐山五段が編入してきたことに驚きます。

そして、その時に零は将棋のプロであることについて

「できれば言わないでおいてもらえますか。

前の学校では、いろいろあって…すみません」

と先生に口止めするシーンがあるのです。

そして、林田先生は思います。

「中学生でプロになって、
天才とまで呼ばれた少年も
ここでは普通の悩める17歳か…
いったい何を考えてるんだろうな」

と。

また、1話では二階堂が登場したところで終わっていますが、

原作ではこのあと、マンションのポストのところで二階堂とのやり取りが続きますね。

それはおそらく、来週の冒頭のシーンになるかと思います。

感想!!

主人公に大きな「闇」があるので、全体的には仄かに暗いイメージで始まりました。

作画が全体的に素晴らしい。

さすがNHK。

水・闇のイメージが多く、また、孤独を表現するような透明感とか、

音がなくても心情が見えるような「間」だとか、

感じ取れる切なさも多々あって、とてもクオリティが高かったです。

冒頭の将棋会館までの道のりは、映画のオープニングを見ているような気分になりました。

「うぉー、すごいなコレ」とか言いながら見ました。

シリアスとコミカルの対比も絶妙…というか、差がありすぎです(笑)

孤独で静かなシーンが長く続いた後に、

川本家のドタバタがやってきたりします。

これはまさに、今後の零の心境の変化にも影響してくるわけですが、

こんな風に、孤独から無理やり温かい環境に連れて来られたら

そりゃあ安らぐだろうなと感じずにはいられないほどのギャップでした。

美しい作画と、原作への忠実さ、アニメになったことで出てきた透明感、

どれをとっても期待以上でした。

全22話、楽しみに見ていきたいと思います!

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