3月のライオン アニメ&映画まとめ

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アニメ「3月のライオン」第2話 あらすじ 感想。ん?NHK杯って言ってる?あかりについて語られる回

待望のアニメ「3月のライオン」第2話の放送日となりました。

先週、あまりの絵のキレイさに感動したばかりですが、第2話も素晴らしかったです。

なにしろセリフまで原作に忠実すぎる!

原作のキャラクターがそのまま動き出したような、そんな感覚です。

第2話は「Chapter.2 河沿いの町」の続きから、「Chapter.3 あかり」、「Chapter.4 橋の向こう」まで放送されました。

 

第1話のあらすじ感想はこちら。
アニメ「3月のライオン」第1話 あらすじ 感想。冒頭9分半セリフなしの噂は本当だった

キャラクター一覧はこちらの記事もご参照ください。
アニメ「3月のライオン」キャラクター紹介

それでは、第2話のあらすじ、感想をお送りいたします。

公式サイトのあらすじはコチラ

帰宅した零を待ち受けていたのは、棋士・二海堂晴信。幼い頃から零をライバルと呼ぶ二海堂は、零との対局を心待ちにしていたのだった。
後日、先輩棋士・松本一砂との対局終了後、零は一砂や棋士仲間の三角龍雪らとスナックへと向かう。そこでは川本家の長女・あかりが働いており、あたたかく彼らを迎えるのだった。

「Chapter.2 河沿いの町」のつづき

二階堂現る

02-1

零が自分の家へ帰宅すると、ポストの陰に二海堂晴信(cv.岡本信彦)が待ち受けていました。

「ついに公の場で対決する日が来たな!」と喜ぶ二階堂。

公式戦の対局通知書が自分の家に届いていたので、
零のところにも届いているだろうと、
わざわざやってきて、
ポストを勝手に開け、
零の帰りを待っていたということのようでした。

しかも、郵便は封を切ってあり、零は唖然とします。

「思えば10年前の全日本こども将棋選手権で貴様と初めて対局した日から、オレは貴様を修正のライバルと決め、今日まで日進月歩で努力を重ねてきた。月の灯かりで研究をし、ホタルのヒカリで本を読み、自分を大器晩成型の人間であると励ましながらだ…」

とまくし立てる二階堂を置き去りにし、零はエレベーターに乗り込みます。

が、エレベーターのドアに手をねじ込み二階堂も一緒に乗り込みます。

「受け取れよ! この手から!

対局通知という名の挑戦状を!

水臭いぞ、桐山ァァァ親友だろ!?

と勢いで攻めてくる二階堂に、零は

「親友!?聞いたことないよそんな話!どっから出たんすか!?」

と応戦します。

結局、二階堂は零の家に上がり込み、

「なァ、今度の対局だけどさ、お前 後手だったら一手損角換わりで来る?それとも中座流8五飛?先手だったらゴキゲン中飛車?…」

などと、対局で零が使う手について根掘り葉掘り聞いてきます。

「Chapter.3 あかり」

対局に向かう

02-2

対局に向かうシーンが、零のナレーションで進みます。

「河が好きだ。
好きなものなんてそんなには無いけど…
水がたくさん集まった姿を見ていると、ぼうっとして頭がシンとする。

千駄ヶ谷まで地下鉄なら1本だけど、対局の日は河を見ながら向かいたくて、JRの駅まで歩いていく。

いろんな橋を渡りながら。

妙に落ち着くのは、小さいころ川に囲まれた町に住んでいたせいかもしれない。

もう、かすかにしか覚えてないけど。」

そして、プロ棋士の対局数についての解説も零のナレーションで入ります。

プロ棋士の生活は、対局が年間30本~40本ぐらい。

そして、順位戦(名人戦)以外にもタイトル戦はあり、そのほとんどがトーナメント制で、勝ち進めば当然対局数が増えていく。

トップクラスであれば、年間70~80局になる棋士もいる

零は神社にやってきます。

すると、先にお参りしている人がいました。

今日の対局は「NHK杯」の予選。
テレビ局主催のこのトーナメントは、予選を突破し、決勝トーナメントに出場できれば「NHK杯」という名の通り…
全国中継されるのだ。

「どうか見事に勝ち抜き、テレビにバッチリ映りますように!!

今日の対局相手の桐山零を、見事『自分の将棋』で下せますように!!

あいつのアメーバみたいな『ベタ読み』を、俺の燃える男魂(おとこだま)で焼き尽くせますように!」

と、スゴイ気迫でお参りしています。

零が立ち去ろうとすると、その人物は振り返り、

「だぁぁぁぁ!!桐山ああああ!」と後ろから飛びかかります。

この人物は、松本一砂(cv.木村昴、C級2組、26歳、五段、攻撃的な棋風。
というより、攻撃しかしてこない棋風で、
イノシシか火の玉かというほどの突っ込みを見せてきます。

この人物が今日の対局相手です。

松本一砂との対局(NHK杯)

対局中に「見えたーーーーっっ!!」などと叫ぶ松本に、

隣の席で対局しているスミス先輩が

「ちょっとー、やめてよ、いっちゃんー」

と苦情を述べます。

スミス先輩とは、三角龍雪(みすみ たつゆき)(cv.杉田智和)です。

26歳。六段。通称「スミス」。身長180センチメートル。軽妙な棋風で風車を得意とする。飄々とした人物で、零を後輩として可愛がっている一方、棋士としては一目置いている。後藤との対局に敗北した後に子猫を拾い、「いちご」と名づけて飼っている。

零と松本との対局は、

松本 9一竜
桐山 6六馬
松本 5七歩
桐山 5五桂
松本 4八金引
桐山 6七桂成
松本 5八香
桐山 5九銀
松本 4七銀打
桐山 4八銀成
松本 同金

と進み、桐山零が制します。

あかりの店へ

02-3

小さいころ将棋を教えてくれたじいちゃんに、将棋でテレビに出る姿を見てほしくて、気合を入れていた松本は、対局後、どんよりと横たわります。

それを見たスミスは、

「なぁ、元気出せよ、いっちゃん。
あかりさんに会いたくね?
桐山がおごってくれるってさ!」

と誘います。

あかりさんの名前を聞いたとたんに松本は元気になり、

「なんで僕が…おごり?…」

と、うろたえる零を強引に引き連れて、あかりのいる店へ行きます。

(原作情報:あかりは、週に2日、伯母の経営する銀座の店でホステスとして働いているのです)

02-4

店に出ているときのあかりは別人のようだと、零は思います。

もしかして、本当に違う人だったりして?と思うこともあります。

あかりも楽しそうです。

「いいわね、桐山君。
今日はこんなに楽しい先輩たちといっしょで。
無理に飲ませたりしないし。

こわい先輩もいるもの…
桐山君がつぶれるまで無理やり飲ませて、
そのまま店の前に置き去りにするような…」

あかりと零の出会い

あかりが零に初めて会った時の回想シーンになります。

あかりは、道端で酔いつぶれている零に声を掛けます。

連れもいない様子の零に「おうちはどこ?」と聞くと、六月町だと言います。

近所であることがわかり、あかりは零を連れて帰ります。

翌朝、零が目を覚ますと、そこは川本家の居間でした

盛り上がる松本とスミス

あかりを気に入っている松本とスミスは、まだ楽しそうにしています。

零は思います。

「ここにいるあかりさんは、いつものあかりさんとは違う。
でも、どっちもとてもきれいだと、
ぼくは思う」

「Chapter.4 橋の向こう」

橋の向こうへ買い物へ

零は自宅の冷蔵庫を開けて見ています。

食べ物が何もない…パンも、カップラーメンも、水も、牛乳も、それに、トイレットペーパーもありません。

日用品や食料品は、橋を渡った向こう側、あかりたちの住む三月町のスーパーまで行かないと買えません。

夏の暑い日差しの中、橋を渡りながら、零はこの街に引っ越してきたころのことを思い出します。

引っ越してきてしばらくの間は、どこを歩いても夢の中にいるようで、音もよく聞こえないし、町が白黒にチカチカしているように見えていました。

今思えば、慣れない町や1人暮らしに「緊張していたのだ」と零は思います。

そして、知っている人ができただけで、橋の向こうに色が付いたような気がしました。

「おいで」と言ってもらえる場所ができただけで、

その言葉だけでうれしくて、おなかいっぱいで、十分な気がした…と。

スーパーで川本姉妹に会う

零がカゴにカップ麺や菓子パンをいっぱいに入れていると、川本家の三女・モモが足に抱きついてきました。

川本家も3人で買い物に来ていたのです。

零のカゴの中を見たあかりは残念そうに言います。

「そっかぁ、桐山君は私とヒナが作った料理よりカップ麺の方がおいしいのかぁ」

ひなたも続けます。

「なんか、ショックだね、お姉ちゃん…」

零は「違います!!」と必死に言い訳をしようとします。

あかりは、夕飯の材料の鶏肉を零に見せます。

「から揚げは好き?」とあかりに聞かれ、零は思わず「す、好きです!」と答えます。

「じゃぁ、食べにおいで」

といわれ、その日は川本家で夕飯を食べることになります。

あかりさんには逆らえない

零は思います。

「ぼくは、あかりさんになんとなく、さからえない」

初めて会ったあの晩、吐けば楽になるのに吐き方すら知らない零を、あかりは介抱し吐かせてくれました。

「最初に一番みっともないところを全部見られてしまったから、もうとりつくろえないのだ」

と思います。

迎え盆

02-5

スーパーを後にすると、花屋で麻の枝を買い、川本家に帰りました。

そして、家の前で小さな火を焚きます。

零は、橋を渡ってから漂っていた煙の臭いの正体を知ります。

そうか、町中にあふれていたのは、この匂いだったんだ、と気づきます。

今日は迎え盆です。

川本家の祖父・相米二も来ています。

まだよくわからないモモに、きゅうりの馬の説明をしています。

「これに乗ってきたんだよ。ばーばも、母さんもな」

相米二は零に聞きます。

「ぼーずのご両親のお墓はどこなんだ?」

「長野です。父の実家のある…」

「そうか…遠いな。」

傷は生のまま横たわっている

そしてにぎやかな夕飯時を迎えます。

零は、にぎやかな中に、川本家の静寂を感じ取ります。

思い出話も何もなく、夕げは進む。
きっとまだ、傷は生のまま、乾かずにこの家に横たわっている

そして、自分のときはどうだったかと思いだそうとします。

ですが、思い出せません。

泣きやんだのはいつだったのか、

落ち着いたのは、どれくらい経ってからだったのか、

零はよく思い出せずにいます。

あの日から、ずっとぼんやりしている、と感じています。

 

帰りがけにあかりが、から揚げとご飯をタッパーに入れて持たせてくれました。

「月曜の対局が終わったらまたおいで。

ちょうど送り盆なの。ごちそう作るし。

誰かいてくれた方が…」

[気がまぎれるから]と、あかりが言ったような気がしました。

でも、小さすぎて聞き取れませんでした。

零は帰路につきます。

ご飯とから揚げの入ったタッパーが、まるで小さな生き物のように温かく感じます。

感想 アニメ「3月のライオン」第2話

原作との違い考察

一字一句違わないことがほとんどのセリフですが、今回は松本との対局、

「NHK杯」

に注目です。

原作では「MHK杯」なんですね。

アニメを見ていて、ん?NHKって言った?と何度も聞き直してしまいました。

なにせ発音も似ていますし…でも、NHK杯って言ってたように思いますね。

なんたって、NHKですし(笑)

それから、零が訪れる神社(松本が先にお参りしている)の名前が出てきますね。

原作ではこの絵はなかったですが、神社の前の信号機が「鵜森八幡神社前」

信号機で神社の名前を表現するところが秀逸です。

これ、モデルは渋谷の鳩森八幡神社ですかね。
(零の経路だと東京→千駄ヶ谷なので渋谷は通らないですが)

鳩森八幡神社の写真を見ると、鳥居も、境内に木が茂っている感じも似ているように思えました。

感想!!

今回も、この記事を書いていて『端折る』ところがないぐらい深いシーンが多かったですね。

シリアスなシーンでの静寂がいいです。

実際には音は鳴っているのですが、零のシンとした心がよく表れているように思います。

第2話では、原作と違うところはなかったんじゃないか?というほど、セリフも原作に忠実です。

原作でのフキダシの外に書いてある手描きの文字まで、忠実にセリフに置き換えています。

これ、すごいことだと思います。

コミックはあくまで読むためのもの。

それを実際に「人がしゃべる」ときに、雰囲気を損なわずにアニメにできているということです。

原作がうまいのか、アニメ化の仕方がうまいのか。

今回はあかりとの出会いに関するストーリーが多かったです。

家にいれば家庭的でモモの面倒もよく見るあかりですが、スナックにいるときはホントにとても綺麗です。

また、川本家に流れる静寂も、零が感じ取っていますね。

こんなに小さなモモがいるのに、母さんはもう亡くなっています。

お盆でも思い出を語られることがないほどに、まだ傷は生のまま横たわっているのだと。

零が川本家を居心地よく感じるのも、零の静寂を、川本家の人々が同じように感じ取っているからかもしれません。

温かさの象徴のような川本家ですが、零にとっては、その静寂も居心地の良さにつながっているのではないでしょうかね。

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